迷惑かけるファンになっちゃダメ!きちんと守ろうコンサートマナーガイド

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自分のお気に入りのミュージシャンのコンサートに足を運ぶとなると、やはりテンションも一気にアップすることでしょう。
コンサート会場でそのテンションを爆発させて、はじけたい…それはコンサートの醍醐味ではありますが、周りのお客さんに迷惑をかけてはいけません。
コンサートでのマナーをきちんと守ることで、より一体感を持って楽しむことが出来るのです。
そこで、コンサートで気をつけたいマナーを紹介しましょう。

コンサートの必須アイテム~うちわのマナー~

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ジャニーズなど人気アイドルのコンサートで良く見かけるのがうちわです。
特に好きなタレントの名前を書いて、思い思いにデコレーションして声援を送るというスタイルは、今やコンサートの定番です。

しかし、どんなうちわでも良いから、とにかく目立つもので、憧れの人に気付いてもらいたい…実は度が過ぎるとマナー違反になるので注意が必要です。
まずは、これから行くコンサートではうちわでの応援がOKなのかを確認しましょう。
中にはうちわがOKでも、サイズに制限を設けているコンサートもあるので、事前にきちんとチェックしておくことが大切です。

また、あまりにフサフサしたものをうちわの周りに取り付けたり、キラキラと輝くようなデザインもNGです。
うちわのせいで周囲のお客さんの視界の妨げにならないような配慮が必要であるとともに、あまりに輝くようなデザインでは、コンサートの照明やタレントの目にも悪影響を及ぼすことがあります。

また、実際にコンサートが始まったら、うちわを高々と上げて、見てほしくなるでしょうが、これもマナー違反です。
自分の後ろにいる方々の視界をうちわで妨げてはいけません。
また、あまりにうちわを振り回しすぎても、それが周囲の方々には凶器になり、ケガをさせてしまう危険もあります。
うちわはあくまでも胸の高さまでというのを心がけましょう。

後ろの方々の視界を妨げないことが大切

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マナーは他人のことを思いやる気持ちに通ずるものです。
コンサートに出かけても、前に座っている人が邪魔で、ステージがあまり良く見れなかった…せっかくのコンサートもこれでは台無しです。

自分だけがしっかり見えれば良いというのではなく、後ろの方々もきちんと見えるようにする配慮が大切です。
先ほど取り上げたうちわもその1つですが、例えば遠くまでしっかり見渡したいからと高いヒールを履くことはマナー違反です。
自分の頭で後方に座る方の視界を妨げ、ステージが見えなくなってしまうためです。

同じことは髪型に関しても言えます。
あまりに盛りすぎる髪型は、目立ちたいという気持ちの表れかもしれませんが、後方に座る方にとっては、せっかくのコンサートが前に座る人の髪型に邪魔されて満足に楽しめなかったということになりかねないのです。
マナー違反は思わぬトラブルにつながることもあるため、マナーには気を配ることが大切です。

曲を聴くのが基本的なマナー

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コンサートでは静かに曲を聴くというのが基本的なマナーです。
歌や音楽を聴くためにコンサート会場に足を運んでいるわけですから、まずは静かに曲を聴きましょう。

ただ、コンサートで歌われる歌の中には、盛り上がるようなリズムの曲もあるでしょう。
そういった曲では、一緒に口ずさんだり、周囲の迷惑にならないように盛り上がるのは問題ありません。

ただし、中にはバラードのように静かに聞きたい曲もあるでしょう。
そういった曲でも、うちわを振って盛り上がっていたり、口ずさんだりしていては、周囲の方々からすれば興ざめでしょう。
今、歌われている曲がどんな曲なのか…コンサート会場の雰囲気に合わせて、静かに聞いたり、一緒に盛り上がったりと臨機応変に行動するのも大切なマナーです。

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